塩?味付け?干し? / 数の子の種類について

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どうも、晩酌のお供は基本数の子な
かずのこ(@KAZUNOKO_tech) です。

スーパーで売られている数の子。
単に数の子と言っても実はその状態には種類があるのをご存知ですか?

大きく分けると一般的に、
数の子には3種類の状態があります。

・塩数の子
・味付け数の子
・干し数の子

それぞれどういう特徴があり、どう違うのか。
ここではこの3種類を比較して見ていきましょう。

目次

塩数の子

塩数の子の画像
メリットデメリット
一番流通しているのでお求めやすい
パリッとした食感で粒々感もしっかり味わえる
自分好みの塩加減に出来る
アレンジなど料理するのにも使える
塩漬けなので日持ちがする
塩抜き必須で手間がかかる
薄皮の処理も必要
そのため、食べるまでに時間がかかる

スーパーや市場などでおそらく
一番目にするのがこの塩数の子

日持ちのために塩漬けされているので、
食べる前には塩抜き作業薄皮の除去作業が必須となります。

少々面倒ではありますが、
パリッとした数の子本来の味わいが楽しめるので
個人的には一番オススメの数の子です。

おすすめの塩数の子

ざこばの朝市(ロゴ)

ざこばの朝市

北海道 網走水産のロゴ2

北海道 網走水産

味付け数の子

味付け数の子の画像
メリットデメリット
醤油や出汁ですでに味付け済み
塩抜きも薄皮処理も不要
スーパーなどでも比較的販売している
柔らかい食感が多く、本来のパリッと感がない
業者やお店ごとに味付けに差がある
日持ちがそこまでしない

近年はスーパーなどでも
見られるようになってきたのがこの味付け数の子

すでに面倒な塩抜き薄皮処理が済んでいるため、
買ってすぐに食べられるのが最大の特徴。
ですが出汁などにつけられているため、
数の子本来のパリッと感は少なく
比較的柔らかい食感になっています。

また、味付けが販売元によって異なるため、
好みも様々に感じられるかもしれません。
そして、他の種類に比べて日持ちもしません

おすすめの味付け数の子

ざこばの朝市(ロゴ)

ざこばの朝市

北海道 網走水産のロゴ2

北海道 網走水産

道水(ロゴ)

株式会社 道水

干し数の子

干し数の子の画像
メリットデメリット
干しているため、うまみが凝縮されている
食感、味ともに最高峰
そのままでも食べる事が可能
炙って食べるのもまた良し
常温で3ヶ月程の長期保存可能
高級品なので贈答品としても通用
天日干しなので作るまでに時間がかかる
さらに元に戻すのにも時間がかかる
値段が高い
通販や居酒屋でも一部でしか見かけない

数の子の種類の中でも
なかなかお目にかかれないのがこの干し数の子

あの食通の北大路 魯山人も
「数の子は塩漬けや生よりも
一旦干した物を水でもどしたものが美味い」
と言っていたほど、食感、味ともに最高峰です。

ですがその反面、作る際は晴天が続く中で
約10日程手作業で裏返したりと、大変な上に
元に戻すのも3~4日毎朝晩、塩水を取り替えて戻すという、
かなりの手間隙がかかるものでもあります。

とはいえ冷蔵庫の無い時代では、
数の子といえばこの干し数の子が一般的でした。

おすすめの干し数の子

ざこばの朝市(ロゴ)

ざこばの朝市

さいごに

箸で持った数の子

数の子の種類、いかがでしたか?
それぞれ特徴があり、どれもオススメではありますが
個人的には総合的に見て「塩数の子」がオススメです。
塩抜き薄皮除去の手間はかかりますが、
パリッとした数の子の味わい食感がしっかりと楽しめ、
味付け数の子よりも
癖がなく食べられるのではないかと思います。

あなたも是非食べ比べてみて、
お好みの種類の数の子に出会ってみてください。

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