かずのこ本舗流 / 数の子の塩抜き 方法

数の子の塩抜きの記事のアイキャッチ

どうも、数の子はちょっぴり塩気がある方が好きな
かずのこ(@KAZUNOKO_tech) です。

スーパーなどでよく売られてる数の子は一般的に、
塩数の子味付け数の子があります。

そのうち塩数の子は、長持ちさせるために
塩じめが施されています。
そのため、そのまま食べるにはしょっぱすぎるので、
必ず塩抜きをしなければなりません。

しかし調べてみると、
サイトによって塩抜き方法も時間も様々…。
コレが正解!!…と言うものはないですが、
今回は年間約300日は数の子を食べる管理人の私が、
おすすめの塩抜き方法をお伝えします!!

好みはあるかもしれませんが、
私は毎回このやり方で塩抜きをしています。
ぜひ参考にして頂けたら嬉しいです。

目次

準備するもの

  • 数の子
    (約200g前後)
  • 水 1L
    (最低限しっかりと数の子が浸るぐらい)

  • (水1Lに対して小さじ1程度)
  • ボウル
    (数の子が入ればなんでも)

手順

まず、ざっくりとした流れはこんな感じです。

STEP
ボウルに水1Lを入れる。
STEP
塩小さじ1程度入れる。
STEP
数の子を入れて4時間置く。
STEP
塩水の中で薄皮を取る
STEP
水を捨て、先程と同じ容量の塩水にもう一度4時間漬ける
STEP
水を捨ててお皿に出したら完成

ざっとこんな感じです。
それでは1つずつ見ていきましょう。

1.ボウルに水1Lを入れる。

ボウルに水1L

数の子約200g前後の場合、水1Lほどが推奨ですが、
厳密でなくて大丈夫です。
ただし、数の子がしっかりと水に浸かる量にはしてください。

もっと多くの数の子を塩抜きしたい場合、
水の量を倍にする必要はないです。
浸かるのを目安に程よく増やしてください。

2.塩小さじ1程度入れる。

塩5g

サラサラとした塩なら、小さじ一杯で約6g
しっとりとした塩なら、小さじ一杯で約5g
が、目安です。

入れたら溶けるようによくかき混ぜましょう。

塩を抜くのになぜ塩水に漬けるの?

真水につけた場合、数の子の表面の塩は抜けますが、
中心部分は抜けづらくなります
それを防ぐべく塩水にし、
浸透圧(※)の性質を利用することにより
中心部分からゆっくりバランスよく塩が抜ける様になります。

浸透圧…簡単に言うと濃度の低い方から高い方へ向かって物質が移動する圧のこと。

3.数の子を入れて4時間置く。

ボウルに数の子

室温は20℃前後がベストですが、多少寒い分には大丈夫です。
ただ、25℃以上になると品質が悪くなる恐れがあるので、
冷蔵庫か涼しいところへご移動を。

4.塩水の中で薄皮を取る

数の子の薄皮除去前
数の子の薄皮除去後

数の子には薄皮と呼ばれる、
白い膜の様なものが付着しています。
別に食べても問題はないですが、
食感も悪く口の中にも残るので
余程の事がない限りは取ることを推奨します。

一般的には、親指で押し剥がすように取っていきますが、
取りづらい場合はキッチンタオルなどで
押し剥がすと取れやすいです。

5.水を捨て、先程と同じ容量の塩水にもう一度4時間漬ける

塩水を変えた中に数の子

薄皮が浮いた水を捨て、再度同じ容量の塩水を用意し、
そこにもう一度入れて4時間漬けます。

6.水を捨ててお皿に出したら完成

数の子の塩抜き後

もし食べてみて、まだ塩気が強いと感じる様でしたら、
再度同じ容量の塩水を用意し、適宜漬けてください。

ただしあまりやり過ぎると苦味が出てきてしまうので、
こまめに味見をしてください。

さいごに

おすすめの塩抜き方法いかがでしたか?
もちろん環境や個体によって
若干の抜け加減の違いはありますが、
この方法なら良い塩梅の塩加減残せるかなと思います。

初めての方は、まずはこの通りにやってみて、
そこから自分にとってのベスト時間
見つけて頂けたら嬉しいです。

数の子と御神酒
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